では、大阪府内において不足している診療科目とは一体どの科になるのか。
この辺りを少し押さえておくことによって、府内における医師のニーズを判断することもできます。
全体的には医師がそれほど大きく不足していないようなイメージもありますが、診療科目別でみてみると、意外なことも分かってくるのです。
では、不足している代表的な科を4つ、ピックアップしてみました。

大阪だけでなく、全国的に不足が目立つ 【内科】

 

全国的に医師不足が目立っている科と言えば、内科が挙げられます。
では、何故内科で医師不足が発生しているのか。

その理由の一つとして挙げられるのは、そもそも内科自体の需要が圧倒的高いという部分でしょう。
内科が厳しい、環境が悪いといったネガティブな理由ではなく、そもそものニーズが高いことは間違いありません。

また、どこにおいても内科は医療の要の1つと言っても過言ではない科です。
昨今は、全体的に医師不足が目立つような状況でありますから、ニーズの高い科において医師の不足が目立ってしまうという事象はやむを得ないのかもしれません。

激務なイメージがやはり、原因か... 【外科】

 

外科と言えば、業務自体がかなりハードであるという印象を多くの医師が持っていると思います。
もちろん、全ての外科がそうというわけではありませんが、外科の中には訴訟リスクが最も高いといわれる形成外科なども含まれます。
また、休日を自由にとることが難しく、緊急のオペで呼ばれるということも少なくありません。

外科=緊急性が高いという事実もあるため、どうしても外科医を敬遠してしまう節が出てきてしまうのかもしれません。
昨今、若手の医師はQOLを高めるような働き方を選択する場合も多いため、今非常に厳しいところであると言えます。

控訴リスク高!! 【産婦人科】

 

産婦人科も全国的に医師不足が訴えられている科の1つです。
その理由として挙げられるのは、訴訟に巻き込まれるリスクが高いというものでしょう。
ただでさえ、業務内容自体がそれなりにハードであり、出産等の関係もあって医師が休日や労働時間をコントロールすることが難しいという点もあります。

訴訟リスクに関しては、比較的若い患者さんが多いこと、お産は病気ではないという意識を持つ患者様も多いことから、いざという時に訴訟へと発展する可能性が高いようです。
これを嫌って産婦人科医を敬遠する医師が増えているため、当面は産婦人科医の増加を促すのは非常に難しいかもしれませんね。

当直が比較的少ないので意外と穴場 【小児科】

 

医師不足の科と言えば、もう一つ外せないのが小児科医の不足です。
これも全国的に、慢性的な不足が続いていると言われています。
医師自身の高齢化、時間外の救急外来による負担等が大きく生活に支障がでるということで敬遠される医師が多いようですが、実は当直が比較的少なく、ニーズの高いこれらの科の中では一つの穴であると言えるでしょう。

当直が少なければ、それだけ負担は軽減され、自由な時間も増加します。
もし、ニーズの高い科のなかから好条件の求人を探そうと思えば、小児科は一つのお勧めと言えます。